「10キロダイエットの真実」
歩くことで変化する心と身体

歩くことのメリットはたくさんある。
健康管理の一環として、手っ取り早く始められる。身体的にももちろん、実は心療的にも効果がある。

有酸素運動により、セロトニンが活性化することは証明されている。

  • 体重が落ちる→63キロから52キロ
  • 体脂肪率が落ちる→32%から24%
  • 筋力がつく、ダイエットになる
  • 便秘解消
  • ストレス解消

あの頃の私は、一周1キロ、9分くらいの距離を、7週以上周り1万歩を日課としていた。

同じ景色を繰り返す毎日は、退屈なようで、
実は自分を取り戻すきっかけになっていた。

踏み込む足音と、呼吸音が脳内に響き、
一定のリズムを刻む時間は、心地よかった。

前を向いて無心で歩くうちに、
ふと、ばかばかしさを感じたのだった。

好きになってはいけない人、
いつまでもその人を思う気持ちから抜け出せないでいたけれど。

本当はもう分かっていた。
嫌いなところもたくさん見えていたのに、見ないふり。

この気持ちを失うことが怖かった。
終わるタイミングが分からないで迷走した。

だけど、毎日歩き続けることで、
執着から離脱できる予感がした。

目次

10キロダイエットのきっかけ

医師の冷たい目と警告

特定検診で年に一回、メタボチェックはしていた。
数年ごまかしてはきたものの、ついに医師は冷たい目線で冷ややかに警告した。

このままではお薬を飲むことになりますよ。
えっ?そんなやばい?私はようやく気付いた、

自分がそのレベルまで太っていたことを。
薬だけは嫌だった。

少し意識してダイエットを開始した。
野菜を先にたべたり、泳いだり、岩盤浴をしたり。

3キロ痩せるとお尻が小さくなったと同僚に気付かれた。
モチベが上がり、さらに体重を意識し始めた。

好きな人がいるということ

そのころ、私には好きな人がいた。
結論から言うと既婚者だし、相手にされないし、完璧な片思い。

人を好きになると、食欲が減退するようで、
おかげでダイエットの手助けとなった。

無駄な思いを払拭すために、私は歩き出した。
ジムに行くにも、お高い会費がいる。

スイミングは、2キロ1時間半泳いだ時もあったが、ジムほどでなくても、料金は発生する。

お金のかからないダイエットを探して、歩くことに決めた。

歩くときに必要なもの

持ち物

  • イヤフォン
  • 虫よけリング
  • 蛍光グッズ
  • スマホと歩くだけでポイントをもらえるスマホアプリ

基本的に自分が良ければスニーカーでもダル着でも歩ける。
しかし長時間歩くとなると、すぐ足に豆ができる。

豆ができると痛くて歩けない。
自分に合ったシューズは必須である。

歩きやすいという意味では、ジャージ等が快適。
帽子や首に巻くタオルは日焼け防止、変装に必要。

私はポケモンというお供がいるので寂しくないが、やはり音楽は歩くうえで大事で、疲れた、もう帰ろうと思い始める頃に、ノリノリの音楽を聴くともう一周頑張れるから不思議だ。

夜に歩く人は特にライトの明かりで虫が寄ってくるので、虫よけリングを手首にすると、寄ってこない。

また、車道を歩くと、危険なので、
「ここ歩いています」アピールのために、

蛍光グッズは大事。
また、何歩歩いたのか数字はモチベにつながるので、「RenoBody」、「トリマ」、「あるくと」というアプリをスマホに入れて歩いている。

万歩計代わりはスマホだけでもOKだけど、さらに歩くほどにポイントが溜まるのは、ゲーム感覚で楽しめる。

歩く場所

公園
車が来ないので、事故にあわない。
自転車はいるかも。
同じところを何周もするなら、景色が変わらない。

子供など、すれ違う人が多い。
道路の高低差がないので、歩きやすい。

夜の自宅周辺
夜だけに歩きにくい。
怖がりさんは無理。
怖がりでなくても不気味な時あり。
若い女性の一人歩きは推奨しない。
顔に蜘蛛の巣がつく(田舎あるある)

季節の良い時は公園の遊歩道を、
夏は、夜の自宅周辺を歩いている。

始めた頃は、張り切っていたので、
夜明けとともに歩いた時もあった。

歩く場所は意外と難しいので、
自分の環境に合わせて探し、習慣化すると道に慣れ、不思議と快適になっていく。

歩き方と歩く時間

インターバル走行

3分速足、3分ゆっくりと歩く、繰り返す歩き方。科化学根拠もあるらしい。

普通に歩くよりも体力の向上が上がるので、わたしはストップウォッチ片手に試みていた。

しかし、3分おきの「ピッツ」というストップウォッチの音に反応する周囲の視線が気になり、また意外と歩くことに集中できないので、やめてしまった。

基本の歩き方

  • つま先を先にかかとを後から地面につける。
  • 足親指とへそ下に力を入れる。
  • 内ももを意識する。
  • 目線は少し先に腕を振る。

結局はこれで歩くのが良かった。

ノルディックウォーキング

私が歩く時間帯に時々現れる方は、60代くらいの女性の方で、スキーの時に使うストックのようなものを使用していた。
無知なわたしは、それが杖かな?くらいに想像していたが、実はそれはノルディックウオーキングという歩き方だった。

ストックが支えにもなることで、シニアを対象にしているが、ストック(専用のポール)を利用することで、消費カロリーの向上効果が期待できるので、今後試してみたい歩き方である。

歩く時間と距離

歩ける日は最低でも8,000歩で、目標10,000歩。
1時間半以上かけて、18,000歩ぐらい歩いた季節もあったが、夏は、紫外線対策で夜ウォーキングにしこともあり、無理しないことにしている。

時間も1時間以内、歩数も減っているが、体重には変化はないので、30分以上毎日歩く習慣にすると、さほど変わらないと実感している。継続するには無理は禁物である。

カラダ変化と心の解放

引き締まるフェイスラインと体脂肪率

歩くと、身体が自然と引き締まる。背中が割れ、鎖骨も出てきた。
フェイスラインもシャープになり、良い事づくし。もちろん、体脂肪率も減る。
30%を超えていた体脂肪率は、24%まで落ちた。

レッグマシーン、エアロビクスでダイエットを始めた頃は、体重は落ちても体脂肪率は落ちなかった。半年から1年かかるけど、続けると、効果は期待できる。

執着からの解放

身体の変化とともに、気持ちも上向きになる。
前を向いて歩いているから。例えば、好きな人がいて、道ならぬ相手の場合とか、振られてもなお、忘れられないあなた、まずは無心で歩こう。とにかく歩こう。

まとめ

心と身体は繋がっている。執着から逃れられない時は、歩くこと、習慣化させること、日常化させること。身体が軌道修正されると心もリセットされる。

簡単に始められるウォーキングは、毎日の生活に取り入れてほしい。
続ける自分が好きになり、新しい自分に生まれ変わる。

変化した自分は、歩く前の自分より、身も心も引き締まり、新たな道を歩き出している。
繰り返しの動作は、心の安定を導く。

人は弱いから、自分に歩く義務を与えると
それを実行しなければいけないという使命感が生まれる。

生きる上で使命感はとても大事だ。
この域に達するまでには時間がかかるけど、その時間から逃げ出さないことで、得られるものは確かにある。

続けられた自分自身とか、自信がみなぎる自分とか、それはブログを書いて収益化する時間も、その他のことも同じなんだと言い聞かせる。

つらい時こそ歩いていこう。

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この記事を書いた人

扶養サレ妻の歩く日常を綴ります

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