ディズニーシー内に位置するホテル
「ミラコスタ」
イタリアの建築物を思わせる外観は豪華なのに、そのたたずまいになぜか温かさを感じる。
「海を眺める」という意味を持つ「ミラコスタ」はディズニーシーのメインであるハーバーを見守るように建っている。
そろそろ夢の国へ行こうかと妄想中。
家族で初めてのディズニー旅行の宿泊先が
「ミラコスタ」
子供たちもまだ小さくて、真夏のディズニーは暑くて過酷だったけど、その疲れた体を癒してくれたのが「ミラコスタ」だった。
パーク内で暑さにイライラしていた子供たちが一番ご機嫌だったのが「ミラコスタ」にいる時だったし、ホテル内のプールで元気を取り戻した子供の笑顔にホッとしたという思い出もあり。
この時から私は「ミラコスタ」に魅了されたのだと思う。
ディズニーシーで遊んだ人は必ず目にするこのホテルに一度は泊まりたいと思わせる。
閉園してもなお、ディズニーシーの背景と共に余韻に浸れる唯一のホテル。
夢の国の裏側も垣間見る場面もあり、改めてディズニーの世界観のすばらしさを実感できる。
また泊まりたい・・・
そう思えるホテル「ミラコスタ」
地方在住からミラコスタへの道のり
家族4人の場合
- 飛行機代金 107,500円
- ミラコスタ3連泊 217,800円
- 入園パスポート3DAY 62,600円
- プール 10,500円
- バス・荷物配送 15,000円
- 食事 90,000円
- お土産 20,000円
- 自分買い 77,270円
- スカイツリー 10,000円
- トータル 610,670円
子供が成長するに伴い、夏休みでも課外補習等、家族旅行の日程は難しくなる。朝一の飛行機で羽田空港へ行くのが恒例だったけど、今回は15時の飛行機で出発.。
シーに入園できたのは18時30分。それでも22時ギリギリまで遊ぶ。閉園は22時なのにお土産等のショップはまだ人だかり。ミラコスタのホテルだと、疲れた人はホテルへ直帰、グッズやお菓子を買いたい人はショップへ寄るなど自由行動ができるのが程よく便利。
翌日はランドへ、翌々日はシーで遊び、
最終日は子供希望のスカイツリーへ寄り
終了。
飛行機代金は、地方からの参戦なので
必須。
ミラコスタも3連泊にしては程よい価格で抑えた。夏休みで子どもが小さいとプールが外せないのと、4人分の荷物やお土産の配送は、羽田空港と自宅へ配送してもらうため必要経費。
食事代はミラコスタ内のレストランを2回利用したのも加わって高め。
しかし暑さと疲労で食べれなかった真夏の旅行と比べると楽しめた証拠かな。
自分買いを抑えれば良いのだけど、
これがまたテンションあがり、
暴走が止まらない。
すべては夢の国だから・・
と無理やり納得。
ミラコスタの魅力
お部屋編
トスカーナ・サイド
トスカーナはシー入り口付近の部屋を指すため、地球儀が見える当たり部屋もあれば、砂利しか見えない景観を砂利ビューと言ったりする外れ部屋もあり様々。
だけど、入園したり戻ったりするには便利だし、金額設定も安いほうなので予約も取りやすい。
4人部屋なし。
景観目的でなければトスカーナはあり。
パークで遊び倒して、部屋に戻ると景観どころではないほど疲れているから。
ヴェネツィア・サイド
位置的には奥になるので、部屋によってはものすごく歩く。
疲れた体には結構きつい。だけど、パーク内を見ることはできないが、建物の美しさを眺めることができるので、私は好き。
ゴンドラのあたりを見下ろす部屋が最高。私はミラコのプールビューだったけど、それはそれで感動。子供が小さいころは添い寝で良かったけど、成長と共に4人部屋が必要になった。
ヴェネツィアサイドには1Fに「パティオルーム」という4人部屋があり、天井が高くお庭に出られる唯一の部屋で人気の部屋。
一度宿泊経験あり。
残念ながら、うちの家族は、虫が入るという理由でドアも開けず一度も外に出なかった子供たちでした。
ポルト・パラディーゾ・サイド
ほかのサイドにも利点はあるけど、結局人気があるのはこのサイドになる。ハーバーや火山が見渡せる部屋はやはり人気で、夜のショーも部屋から見ることができるため、予約はかなり取りにくい。景観の見え方により部屋が分かれており、価格も変わる。
ディズニーシー内を歩く家族に部屋から手を振ったりして、優越感ダダ洩れ。
スペチアーレ・ルーム&スイート
このカテゴリに手を出すのは夢の国といえども、なかなか難しい。
スイートは1泊50万とかの世界。
それなのにテラスルームやバルコニールームはミラコスタの中でも一番の人気。
年々価格も上昇中だが、数年前は今よりまだ泊まりやすかった。
そのころ泊まったのは、
「スーペリアルーム(ハーバービュー5312室)」94000円なり。
スペチ対応のお部屋は、ロビーではなく、
「サローネ」という専用サロンでチェックインができる。
飲み物やお菓子を食べながらのチェックインはセレブ感が半端ない。庶民がいい気分になれる瞬間。
さらに朝食付きでサロンでアルコールをサービスで提供してもらえる特典があるのだから、価格は高いけど人気があるのもわかる気がする。
レストラン編
地中海料理 オチェーアノ
ブッフェとコース料理とあるが、家族4人好き嫌いもあるため、ブッフェしか利用したことはない。
ブレックファースト 3,400円
ランチ・ディナー 5,800円~
ディナーコース 12,500円~
価格は庶民の私からしては決して安いものではないけれど、夢の国仕様でかなり
踏ん張っていた。
夜ブッフェしか食べれないローストビーフが
また食べたい。
とにかく、どれもおいしくて、また来たいと思わせるし、後悔はないレストランであることに間違いはない。
さらにハーバーショーとの時間が合えばテラスに案内され、鑑賞もできる。ショー狙いの人もいるくらいだから、まあまあテラスもいっぱいでゆっくりという感じではないけど、オチェテラスからの鑑賞は特別感を味わえる。
中国料理レストラン シルクガーデン
一度だけ、利用したことがあるが、
とにかくどれも美味しいの一言。
そして価格も比例する。
中華があまりに美味しくて、夫のビールが進み、料金が跳ね上がった。夢の国だから文句も言えなかったけどれど・・・
ちなみに、公式案内は、
ランチ 5,500円~
ディナー 9,500円~
ティータイム 800円~
気軽に手出せないけど、記念日や七五三のイベント等プランも用意されているので特別なお祝いには良い思い出になると思う。
また食べたいな
ベッラヴィスタ・ラウンジ
ここはロビーラウンジだけど、コース料理もある。(*2022.10現在はコースのみ)
利用したのは、スペチアーレ対応のお部屋の特典としてついていた朝食場所が
ここのラウンジでした。
ほとんどの宿泊者はより早く入園するために並ぶので、朝食の特典が邪魔になる場合もあるけど、皆さんが急ぎ足で目的地に流れていく姿を見ながら、ゆっくり朝食をとる自分が優雅すぎて笑えるのでぜひ味わって欲しい。
その他の施設
ミッキランジェロ・ギフト
ここでしか買えないミラコスタのオリジナルグッズやお菓子のほか、日用品もある。
パーク内で買い忘れたお土産等買うのにとても便利。ミラコスタ印のクッキーは素敵すぎて食べるのがもったいないくらい。
テルメ・ヴェネツィア
オシャレなインテリアの室内プール。その先には屋外プールもあり、リゾート感が半端ない。ディズニーシーまで来てプール?と思うけど、我が家では真夏のシーよりプールに入りたいと子供たちに言われて、何度か利用した思い出がある。一つでも多くのアトラクションに乗りたい気持ちも無きにしもあらず。だけど子供たちの笑顔にはかなわない。水着のレンタルはできないけど、ジャグジーもあるし、プールサイドで軽食&ドリンクも利用できて大人も中々快適である。
ホテル特典バッグ
宿泊者のみ購入できる
ミラコスタ仕様の特典バッグ。
品切れになるほど人気なので
チェックしてみてね。
ディズニーシー入園編
ハッピーエントリー15
ランドやシーに入園するパークチケットをホテルで購入することができる上、ハッピーエントリー15で開演時間より15分早く入園できる特典がある。朝の15分はかなり大切でそのためにディズニーホテルに泊まる人も多い。ミラコスタなら、朝一番で人気アトラクションを利用した後に朝食に戻るパターンもあり。
ミラコスタに泊まる方法
オンライン予約・購入サイト
じゃらんや楽天トラベルなど、旅行会社のほうが予約しやすいかもしれない。
ただ、公式のようにすべての部屋タイプは取り扱わないので、バルコニールームやテラスルーム等こだわりがあるならば、オンライン予約・購入サイトから宿泊3か月前の予約開始時間に予約参戦するのが良い。1秒の迷いもあってはいけないほどの争奪戦。気づいたときは、スイートルームしかない・・・みたいな。だけど、これまでの経験から必ず空きは出てくるので、出発まで毎日、何回もチェックする必要がある。面倒というよりは日課になる。これがまた結構楽しみで、キャンセル空きを拾えた時の喜びはかなり深い。
宿泊料金
ミラコスタの料金は、
季節や空室によって変動する。
一人当たりの料金ではなく、
1部屋当たりの料金となる。
繁忙期は高くて、閑散期はお得なので、
都合がつくならばお得な時を狙いたい。
およそ4万~18万台の価格
一泊50万のスイートもあるよ
旅行会社経由だと、ポイントなど公式よりお得な点もあるが、入園する際の
オンラインチェックイン
ができなかったり、自分好みの部屋が選べない。
オンラインチェックインとは
スマホにTDR公式オンラインのアプリを
入れて、チェックイン代わりにすることだよ
まとめ
- 便利さ
- 建物の美しさ
- 程よいミッキー感
- 優越感
地方在住のディズニー旅行は必ず宿泊が必要。
考え方は人それぞれで、いかに安く泊まり、
その他の部分を充実させる、そのプランも好き。
過去に泊まったホテルは
ディズニーランドホテル
ホテルオークラ
ラジェントホテル東京ベイ 等々
だけど、トータル「ミラコスタ」には勝たん。
ミラコスタに宿泊してて一番良かったなと思うのは、部屋から見たハーバーショーではなく、子供が熱を出した時に付き添いながらも、部屋からシーの音楽や雰囲気を感じることができたこと。
これだけはミラコスタでないとありえない話。
また、チェックアウトの日もギリギリ12時まで滞在できて、荷物も預かってもらうか、羽田空港へ配送もできる。空港行のバスに乗るのもホテル玄関から乗れるのでとても便利。
その他のディズニーホテルも素敵だけど、
建物の美しさとさりげないミッキー感がマッチしたミラコスタが一番好き。夢の国だからこそ味わえる優越感のために、庶民の私は今日も扶養内パートを頑張るのみ。
家族で行くディズニー旅行も
来年3月でラストかな。
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