「ポケモンGO」
おじさんしかやってない?
離脱しないワケ

2016年7月22日から始めた「ポケモンGO」
スマホ向けの位置情報ゲームアプリに、
大人がハマる。

日本だけではなく、
世界中が夢中になったあの頃。
ポケモンというと子供をイメージするが、
「ポケモンGO」の主役は大人だった。

私はポケモン世代でもなく、
子供もさほど興味はなかったので、
無知状態。

さすがに「ピカチュウ」は知っていたし、
冷蔵庫にポケモンのシールを貼られたりもした。

子供が欲しがった任天堂DSのソフトにポケモンもあったはず。

そんな知識しかない私がワイワイガヤガヤと楽しんできた「ポケモンGO」の魅力と現在を語る。

目次

「ポケモンGO」ゲーム内容

  1. 野生のポケモンを捕まえて
    ポケモン図鑑を埋める
  2. 特殊な条件のポケモンを捕まえる
  3. トレーナーレベルを上げる
  4. 強いポケモンを育てる
  5. トレーナーバトルで遊ぶ
  6. ポケモンをジムに置いて、50コインゲット
  7. フレンドとギフト交換
  8. イベントに参加

ポケスポット

お店や神社、目印があるような場所に
「ポケスポット」は配置されている。

スワイプすることにより、
ゲームで必要なボールや回復薬、
トレーナー経験値が得られる。

一度回すと5分は回せない。
このポケスポットは地元でも知らない場所を
改めて知ることとなり、
歴史散歩の役割もあるなと思っている。

「ポケスポット」を回すのは日課となり、
初めて回すポケスポットには
天使の輪みたいなものがついており、
他県や初めての場所に行くと、
回しがいがあり楽しくて仕方ない。

ポケスポットを回さないとボール不足となり、
ポケモンゲットできない。

ジムでレイドバトルに群がる大人たち

コロナの影響はポケモンの世界にもあり。
当初、社会現象にもなったレイドバトル。

レイドバトルとは、通常より強いポケモンがジムに卵として生まれ、それを一人の力では倒せないので集団の力で倒し報酬をもらう。

ポケモン図鑑を埋めるには必要だし、
報酬も経験値も高い。

当初は、地方の田舎でも
公園や駅前のジムには20人以上の
大人が集まったものだ。

Max20人のため、
レイドに入れなかったり、
倒せてもポケモンを捕獲できなかったり
一喜一憂したあの頃が懐かしい。

卵が生まれるたびに移動して
レイドのはしごもした。

職場でも盛り上がった。
ポケモングループをラインで作り、
ジムバトルに参加した。

今は時代の波にのり、
人が大勢集まらなくて良いように
「リモートレイドパス」ができ、
遠方からでもレイドに参加できるようになっている。とても便利にはなったけど、何となくあの頃が懐かしい。

社会現象

あまりの流行りに、
「ポケモンGO」は注目されすぎて、
レイドの場所によっては、
住宅街に人が集まることとなり、
近隣住民に迷惑をかけたり、
入ってはいけない場所へ侵入したりと、
話題になったものだ。

さすがに運転中に「ポケモンGO」を
やって事故を起こしたり
悲しい事件も出てきて問題にもなった。

良く思わない人々もたくさんいると思う。
その印象が強いのか、
「まだやっているの?}という言葉には
とげがある。

ゲームをするのは個人の自由だと思うけど、
人に迷惑をかけないルールというのは
大人だけにほとんどの人は分かっている。

バリ島で「サニーゴ」ゲット

バリ島で捕獲

2016年以後、一日たりともポケモンを
立ち上げなかったことはない。

どこに行く時も、どんな場所でも
隙間時間はあるので、
ディズニーに行った時も行列の中
こっそりポケモンゲットしていた。

どんなに頑張っても捕獲できない
地域限定のポケモンがいて、
それを欲しさに海外旅行へ
行く人もいたらしい。

当時「サニーゴ」というポケモンは
日本では沖縄しかゲットできず、
そんな時に友人と「バリ島」へ行くことに。

宿泊したホテルの海岸沿いで
「サニーゴ」をゲットした時は
何よりうれしかったことを覚えている。

ちなみに友人たちはあきれていた

そして4年後「サニーゴ」は
2022年イベントで地元でもゲットできたのだった。待てばいつの日かはゲットできるらしい。

中年が「ポケモンGO」にハマる理由

歩くことを誘導する健康的なゲーム

ゲームの内容にポケモンが生まれる卵があり、その卵は2キロ、5キロ、7キロ、10キロ、12キロ卵まで種類があり、そのキロ数、歩かないとポケモンは生まれない。

卵を割るために「歩く」行為が必要となり
中年の運動不足にはぴったりのゲーム。
暑くても寒くても、ポケモンGOのおかげで歩くことができた。

室内でゲームも楽しいけど、腰が痛くなるし不健康なイメージ。外に出るだけでもかなり健康的なゲームである。

育てるということ

人は何かを育成するのが必要だと思う。
それは子育てだけではなく、
動物でも爬虫類でも何でも良い。

とにかく何かを育てるという行為は
生きていく中でとても大きな役割があると思う。

子育てもひと段落した中年世代。ポケモンは反抗期もなく、ただただ可愛いだけ。

進化させるには、たくさん捕獲が必要で、
さらなる進化には歩くことが条件となる。

何かをしなければならない」という使命感はこの世代とても重要である。

全て完了してしまった残りの人生に、
何を楽しみに人生を送ろうかと悩んでいる世代にマッチしたゲームである。

難しくないゲーム内容

ゲームは楽しくて、複雑なほどやりがいもあるのだけど、この年齢になると中々カラダに浸透しない。覚えるのに時間がかかるのである。

その点、ポケモンGOは「捕獲」
が基本のゲーム。単純で分かりやすいという点が中年にもハマったのではないだろうか。

攻略本片手にやるゲームも良いけど、
わかりやすいのが一番の世代である。

夫婦の会話を増やす救世主ポケモン

子育てが終わった頃には、
夫婦の会話も終わっている。

そしてペットを飼うことにより、夫婦の会話が増えるという話はよく耳にするけど、まさに「ポケモンGO」にも同じ現象がおきたのだ。

スマホの容量圧迫するのが嫌で、
当初やらなかった夫が、私のゲーム内のタスククリアのためにお願いしてダウンロードさせたことがきっかけとなり、今ではまあまあ楽しんでいらっしゃる。

当時たくさんいたポケモン仲間も周囲には数えるほどしかおらず、身近に仲間がいると何かと便利なので、ありがたい。

私は6年以上のゲーム歴ゆえ、それなりのポケモンを捕獲している。
初心者の夫からしてみれば中々手の届かない強いポケモンをプレゼントしたら、喜んでいた。

あーでもない、こーでもないとポケモン談義をしている夫婦に次女が一言「仲のよろしい事で」と言い放った。

TVドラマも全てにおいて共通項がない夫婦でめっきり話すこともなかったけど、こうして何とか会話が成立しているこの頃である。

おさんぽおこうで「ガラル三鳥」を狙う毎日

ガラルフリーザー

通常のゲームでも楽しめるけど、定期的にイベントが開催される。

そして、今私がウォーキングと共に
「おさんぽおこう」なるものを使い、

1 ガラルフリーザー
2 ガラルサンダー
3 ガラルファイヤー

を狙っている。出現率0.3%のレアなポケモン。
現在、フリーザーのみゲット。

残りの2鳥を得るために、
毎日早歩きで歩いている。

「ポケモンGO」は健康的なゲームである。

まとめ

さすがに、周囲で「ポケモンGO」で盛り上がっている人はいなくなったけど、私のように初期から続けている人もまだいるし、夫は最近始めている。

当時「ガチ勢」と呼ばれた人々が離脱し、まったりのんびりやり続けた人が残っているようだ。なんでもやりこみすぎたら飽きるということかもしれない。

「ポケモンGO」のおかげで、全ての待ち時間が気にならなくなったし、県外でのポケスポットやジムは魅力。収集という楽しみが常にある。

「まだやってるの?」と何も知らない他人に問われるのがイラつくので、あまりやっていることはアピールはしない。

だけど、「歩くこと」を生きがいにしている私にとっては、メリットが多いポケモンが可愛くて仕方ない。

子供はダウンロードさえしなかったし、当時の夫はダウンロードしただけで、携帯の容量を圧迫するので速攻離脱。時を経て暇人となった夫の相棒は今ではポケモンとなっている。

おじさんだけではなくおばさんだって「ポケモンGO」をやっている。
「いい大人が気持ち悪い」とか言う人もいるけど全く余計なお世話である。

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この記事を書いた人

扶養サレ妻の歩く日常を綴ります

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