「全国旅行支援」は不公平? それでも行くねん大阪へ

2022年10月11日に開始された
「全国旅行支援」。
各都道府県が事業主体のため、制度のマニュアルに統一性がなく、決定から開始までに時間もなかった。

旅行予約サイトなど、旅行会社側も準備が整わず混乱している。

だから利用する側はなおさら混乱するわけで。

開始日にサイトにアクセスするも、
繋がらなかった。

自治体によってはすでに支援割引を
終了してる県もあり。

そもそも、物価上昇からの将来を見据えて、
旅行の選択がない世帯は無関係。

経済効果を見込んでの「全国旅行支援」その恩恵を受ける層は限られており平等ではない。

また、コロナワクチン3回摂取が条件だから、
そもそも条件付き。
任意の予防接種だけど、実は強制している?

しかし世の中の出来事に平等なことなんてあるのだろうか

観光業界は「全国旅行支援」で
救われるのは事実。
地方でも幅広く還元され経済効果を期待できる。

税金払っているから皆に権利はある。
私は堂々と恩恵を受けるつもりでいた。

目次

「全国旅行支援」で
大阪一泊2日旅行

12月に大阪へ行くのが決まっていた我が家は、すでにフライングしていた。

コロナで延期されてはいたものの、秋には始まるのでは?と思っていたのに、最近物忘れが酷い私は、一休でホテルを、スカイチケットで飛行機を早々に予約し、満足していた。

もう一人の私

全国旅行支援」開始まで待てなかったの?

そして、始まった「全国旅行支援」。日程が被っているのに、みすみす逃すのは納得できない。

飛行機を解約して「宿泊+航空券」の枠で取り直せたら良かったけど、今回は先手が裏目に出た。

当然だけど、予約したものを解約するのだから、キャンセル料が出る。今回は2人旅なので、

1便につき2,800円のキャンセル料
往復なので、2,800円×4=11,200円。

これは痛い・・・
全国旅行支援の恩恵を受けたい。
だけど、キャンセル料金払ったら、あまり意味がなくなる全国旅行支援。

飛行機のキャンセルは過去に一度ある。
ディズニー旅行に行く際、子供の高校をサボって行く計画をしたけれど、その日がテスト日だと分かり、53,000円のキャンセル料金を払い、別の日に130,000万支払うしかなかった苦い記憶。どうにかキャンセル料金をカバーしようと、パート増やしたり、ベネッセ退会したり、新聞やめたり、ヤフオクしたり、気持ちを落ち着かせるために色々した。

rumieru

キャンセルはメンタルやられるよ

いかにお得に無駄なくプランを計画していく過程が一番ワクワクする時間。

あーでもない、こーでもないと考える時間が楽しすぎる。

しかし、今回は、あわよくば40%OFFで宿泊できて、クーポンももらえるとなると、このチャンスを逃すまいと必死になるのは皆同じ。

比較的、旅行の日程が先でであれば、スタート時の混乱も収まり確かな情報を得ることができると予測できるけど、旅行が近い人、日程と旅行支援の開始当日に宿泊する人は、落ち着いてもいられない。

どうなるか分からない事にイライラしたはず。結果、宿泊先で適応された人も、されなかった人もいて不平等が浮き彫りに。

飛行機はあきらめて、せめて宿泊だけで40%OFFの恩恵を受けたいと思っていたけど、
すでに、大きな勘違いをしたまま、
時間だけが過ぎていく。

出遅れた予約の流れ

①一休.com  8,160円  *後キャンセル
一休.com  13,124円 *後キャンセル

その後、ヤフートラベル タイムセール参戦 12,676円(朝食付き)するも満室。

以後、ラジェントホテル大阪公式からの
参戦に絞る。

ホームページには全国旅行支援の40%OFFクーポンが表示され、分かりやすかった。

頻繁にチェックするも10月~12月までほとんど満室。動いたのは4日後の19時頃で、空室表示を見つけた。

ラジェントホテル大阪公式より15,276円(を朝食付き)の40%、9,166円で予約完了

「全国旅行支援」開始の前に飛行機の予約を取っていたことは仕方がない。

今回の大阪は諸条件により
「ラジェントホテル大阪」と決まっていた。

8月に一休のタイムセールで抑えたのは
ツイン8,160円。(一人当たり4,080円)
10月に入り、全国旅行支援の条件は5,000円/一人なので、わざわざ13,124円の部屋に変更。
もちろん前の部屋は即解約。

一休のホームページではすでに予約済でも後から全国旅行支援に適応するとあったので、先に予約して後から適応ボタンさえクリックすれば金額変更になると思い込んでいた。

はい、思い切り見逃していた「全国旅行支援」ラベルがあるホテルのみ適応の記述。

「ラジェント大坂」に適応ラベルはなかった。
私としたことが完全に出遅れた・・・
そもそも違う土俵で戦っていたことになる。

ホテル公式から予約するよりは、旅行サイトからの予約のほうが、ポイントや特典を考えるとお得だと思っていたけど、結果として、4日後には
「ラジェント大坂ホテル」公式ホームページから希望の部屋が予約できた。

全国旅行支援でお得に旅行

内容と実情

全国旅行支援

旅行代金の40%割引  最大5,000円割引
宿泊を伴う交通付旅行 最大8,000円割引
クーポン平日3,000円  休日1,000円

*接種証明と身分証提示

支援内容は理解できるし、クーポンもフロントでもらえると予想がつく。

旅行サイトによって変わるとは想像できてなかった。ラジェントホテル大阪が対応しているなら、どこのサイトからでも対応するものと勘違い。

大手の旅行サイトが「後から適応」を前面に出していたので、どのホテルも大丈夫だとさらに勘違い。

正解は、同じホテルでも、旅行サイトにより適応外もあり得るし、「後から適応」もすべてのホテルを指してはいなかった。

全てを正しく理解できた時は、私が利用したい楽天トラベルやじゃらんは、すでに満室で、
ラジェントホテル大阪の公式からも満室だった。
・・・完敗。

「大阪いらっしゃいキャンペーン2022」
イベント割でUSJへ

一番の目的は別にあるのだけど、
初日は「海洋館」、2日目は「USJ」に行く予定。
初めてのUSJはチケットの種類が多くて迷う。

大阪いらっしゃいキャンペーン2022
にちなんでUSJチケットが20%割引となるので
利用しよう。
平日とはいえ人気アトラクションは行列だろうから「ユニバーサル・エクスプレス・パス」なるものを利用して時間短縮するか考え中。

予約状況の変化

宿泊を抑えている一休では、全国旅行支援の適応外と気付いた時には、その他のサイトではすでに満室状態。

一斉に皆が予約に走ったので、パンクして繋がらない時間は長かった。宿泊はキャンセル料も当日近くまでかからないので、とりあえず抑える人もたくさんいたのだろう。

毎日、時間さえあれば空き情報を確認していた。
一休は親切に空きが出たらメールをくれるような設定もあったけど、今回は公式ホームページからの空きだけを狙っていた。5日後の昼までは、満室だったけど、夜になるとぼちぼちと空室が出てきて、私の狙っていた日もついに空室が出た。

予約済の飛行機とホテルの
キャンセル料金


飛行機の場合

地方からの旅行は飛行機が必須で、早割がお得だと思い、早々に予約していた。

キャンセル料金が発生するのは大手でも3日間、格安チケットとなると、1日くらいしか猶予がない。

今回は2人分なので、キャンセル料金と、取り直しの金額を計算すると損はしないけど、お得感はないくらい。

結局、交通費+宿泊8,000円の枠はあきらめることにした。

宿泊の場合

宿泊ギリギリまでキャンセル料金がかからないことが多いので、早めに抑えていても変更は可能。

しかし、今回は皆がこぞって予約しているので、空室はない。

仕事で宿泊する必要がある人は困るだろうな。
取り敢えず抑えるみたいな取り方は迷惑だから、早めに予約していた分はすぐさま解約した。

希望の部屋を抑えるまで、落ち着かない日々を送るのだった。

「全国旅行支援」の不安要素
  ~利用者の目線から~

事前予約している人の不安

すでに予約している人にとっては、自分が利用しているプランが後から適応されるのか早く知りたい。

後から適応可能とホームページにようやく出されたとしても、自分が何をすべきかがわからないまま、宿泊の当日を迎えたり、適応外になったりトラブル多数。

今回は準備不足が理由だとしても、利用者としてはもやもやが収まらないのが実情。

今から予約する人の不安

10月分の支援は終了した県もあり、やはり早めに動くのが無難だと、皆さん12月まで抑えて満室状態。ホントに泊まるの?と思うくらい満室。

支援適応だと安心していても、会員登録やか公式からでないといけないなど条件があったり、そもそも私のように宿泊ホテルが旅行会社によっては除外の場合もあるのだから要注意だ。

まとめ 

長い間、旅行や人の集まりや楽しい事を我慢してきたからこそ、まだまだ油断はできないけれど、少しづつ皆が笑える世の中に戻ってほしい。

「全国旅行支援」をきっかけにそれなら旅行にでも行ってみようか、いつもは泊まれないお高い旅館にでも温泉につかってゆっくりしたい。

友達をさそったり、家族と計画したり、ワクワクが止まらない。

「全国旅行支援」は急な対応を強いられ、混乱しながらも、何とか実現できるように頑張っているのだと思う。

関係者の大変さも想像できるけど、
ただ、情報が混乱していて分かりにくいし、
アラフィフおばちゃんもやっとの思い。
もっと年配者では予約等難しくなる。

必ずキャンセルは出るはず。日程によっては適応されなかったり、タイミングが合わなかったり、損したなと思う人もたくさんいる。

決定事項に不平不満を言うのは簡単なこと。
いつでも自分にとって価値があるかどうかが判断の基準だけど、それだけで文句を言う世の中だと何事にも収拾がつかない。

「全国旅行支援」の目的や狙いを改めて考えて行動発言できる大人でありたい。

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この記事を書いた人

扶養サレ妻の歩く日常を綴ります

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